背負った夢は2人分

浦添商業8期生

2012年08月13日 16:12


オリンピックも終わり、甲子園も2回戦に突入し

世の中はお盆真っ盛りでありますが、

そんなことに関与されない働き者の私は今日もしっかり出勤!!



そんな、しっかり仕事をしている私の元に、手紙が届きました。

兵庫県のお客様より、新聞記事と、砂川さんの母校です。姫路の地で応戦します。

と、手紙が付いていました。




「あいつと約束」甲子園で暴れる

背負った夢は2人分。


(ここから)

グラブに赤色の糸で施された「彼奴(あいつ)との約束」の刺繍(ししゅう)。

第94回全国高校野球選手権大会の沖縄代表、浦添商3年の二塁手、当真(とうま)寿斗君(17)は、

甲子園出場をかけて戦うことを誓い合った友を交通事故で失った。

友への思いを込めた刺繍を見つめ、「背負った夢は2人分。甲子園で大暴れしたい」と意気込み、

10日の愛工大名電(愛知)との初戦に臨む。

 「甲子園に行きたい。野球を教えてほしい」

 中学2年の夏、テレビで甲子園を観戦した同級生の当真作都君が切り出した。

 作都君に野球経験はなく、冗談だと思った。だが、真剣だった。

 野球部員だった寿斗君が、ランニングなど練習メニューを作ると、

 ひたむきに取り組んだ。やがて2人は「別々の高校に行って、

 甲子園出場をかけて戦おう」と約束を交わした。

 中学3年の夏、作都君は交通事故にあった。

 病室で対面した作都君は意識不明。

「一緒に野球やるんだろ」と必死に呼びかけたが帰らぬ人となった。



約束は果たせなくなったが、寿斗君はグラブに刺繍を入れ、自らを奮い立たせた。

県予選ではピンチのたび刺繍を見つめ、甲子園出場を決めた瞬間には空を見上げ「ありがとう」とつぶやいた。

 初戦の愛工大名電は強豪校。「強い相手を倒して勢いに乗り、活躍する姿をあいつに見せたい」

(ここまで)

以上




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