浦添商業８期生

コップ１杯の水でダイエット、病前（やんめー）予防

沖縄では、病気の事を「病前」（やんめい）と言うそうです。現代風に言うと未病というところだそうです。
病前は、文字通り　病む前という意味で　つまりは、病気とは、「このままでは本当に人生そのものが病んでしまいますよ」との警告、またはお知らせという意味だそうです。沖縄の先人達は、「病気の本質を」見抜いていた。だからこそ「病前」と呼んでいた。自分の生活習慣を見直し、正しい生活集荷に改善しれと、自分のカラダから大事なメッセージです。
うちなーぐち、凄いですね！

さて本題に入ります。

ウォーキングやスポーツに欠かせないのが水分補給。のど乾いたから，汗をかいたから，といった理由で何気なく飲んでいる水ですが，実はこの水を飲むという行為が，人体にとって極めて重要な役割を果たしているといわれています。

日本医師会認定のスポーツドクター・青野治朗氏によれば，様々な病気予防，ダイエットにも多大な効果があるそうです。

その効果の根源にあるのが，飲水による血液サラサラ効果。ご存知のように，「脳梗塞」という病気は，眠っている間に汗などで体内の水分が放出され・血液が凝縮された状態になって起こる症状。そのため明け方に起こることが多いのだという。
悩梗塞だけではありません。終日何もせず横になっているだけで・一日６００㏄～８００㏄水分が奪われる。水分の不足は、血液のドロドロ化をもたらす。従って、血液の循環や体内の代謝に関係する脳血栓や尿路桔石，高血圧，糖尿病，コレステロール値異常，更には便秘や風邪、気管支炎などといった病気の予防、抑制には，絶対に水分の補給が欠かせないのだそうです。
青野先生の提唱するところでは，一日に飲む量は１,５リットル～２リットルが適当。しかも一気にではなく，平均して飲むことが大切でありそのためには、一日のサイクルに合わせた水分補給量がお奨めだといいます。

具体的には，下記の通り

① 寝る前にコップ一杯（就攻中の血液ドロドロを妨ぐ）。
② 朝目覚めたら冷たい水をコップ一杯（脳梗塞や脳血栓予防と，冷たさが便秘を予防）。
③ 三度の食事前に、各々コップ一杯（濃くなった胃酸を薄め胃の消化を助ける。加えて食べ過ぎの予防）。
④ １０時，３時頃のおやつ（間食）のタイミングに合わせて、コップ一杯（コーヒーやお茶の代わりにミネラルウォーターを）。

以上でコップ７杯。コップ一杯を２００ｃｃとすれば、これで１，４リットル。その合間にも少しずつ摂取すれば、「一日１，５リットル～２リットルは、容易にしかも適切に達成できるという計算になります。

この話，非常に分かり易く・説得力があります。同じく青野先生によれば。もちろんウォーキングなどスポーツの際の水分補給は大切だが、その場合に喉が思い切り渇いた時よりもちょっと汗ばんだかなと思った時から少しずつ摂取するのが良いそうです。
また、水はいくら飲んでも大丈夫。薬と違って副作用は一切なし。過剰に摂取しても尿として排出されるだけ。腎機能や心機能の異常により飲水制限のある人以外は，どんどん飲んでもかまわないとの事。
そして、よく言われる「夜寝る前に飲むと頻尿で困る」という心配に対しては、それば前立腺肥大の可能性が高いので水分を控えることよりも泌尿器科の受診をした方が良いとのこと。

なお，冒頭に記述した各種病気に水が効果的というのは，次の理由からだそうです。

[脳梗塞]　・・・　寝る前の水一杯，起きてすぐの一杯が、血液の濃縮を防ぐ。
[脳血栓]　・・・　血液濃度が高まると血管に傷がつく。これを防ぐために水一杯。
[尿路拮石]・・・　尿が濃くなると桔石が出やすくなる。水分を摂ることで濃くなった尿を排泄。
[高血圧]　・・・　ナトリウム(塩分)の過剰摂取が高血圧の一因。ナトリウムの排出を促進するために水一杯
[糖尿病]　・・・　インスリン作用が低下し血液濃度が高まるので喉が渇きやすくなる。そのため水一杯。ただし、カロリーのあるスポーツドリンクだと逆効果。
[コレステロール値異常]　・・・　悪玉コレステロールの排泄には食物繊維が必要。それを強力にサポートするのがミネラル分豊富な水
[便秘]　・・・　水分が摂れていないと便が硬くなり腸の働きが落ち，便秘の原因になる。
[気管支炎]　・・・　喉のネバネバが強いほど粘着力を増し肺や呼吸器から剥がれにくくなる。喉を柔らかくするため水一杯

実は私、２０代後半に毎日水を２Ｌ飲み続けて３ヶ月で１０ｋｇダイエットしました。しかも数十年はリバウンドなし。

これは、大人が正しい情報を知り行動に移し子供達に伝える事が重要となります。